この記事でパソコンのスピーカーから音がでなかったお客様の状況調査と、パソコンのジャック赤(ピンク)・緑・青(水色)のそれぞれの役割を書きました。
さらに、ジャック以外に接続した音声接続の方法も追記しました。
お客様からの依頼「スピーカーから音が出ない」
大阪市中央区在住男性のお客様より
新しいスピーカーを買い替えたけど、音が出ない
買い替える前のものに戻しても音が出ないまま
音が出るようにして欲しい
私はWindowsのサウンド設定の問題と思いながら、訪問しました。
お客様宅において状況確認、確かに音が出かったです。
ところが、
スピーカーが青(水色)のジャックに接続されていたため、
緑のジャックに再接続し、無事、音声は出ました。
パソコンのジャック赤(ピンク)・緑・青(水色)それぞれの色の役割

画像のデスクトップパソコンのような、一般的なパソコンのジャックの色を想定して、その用途を説明します。
すべてのパソコンで同じ色が使用されているわけではありません。その点はご了承ください。
緑の端子
ライン出力端子です。
スピーカーやイヤホンをつなぐときに使います。
赤(ピンク)の端子
マイク入力端子です。ここにマイクを接続します。
例えば、チャットなどで使うヘッドセットの場合、マイクは赤(ピンク)の端子、イヤホンは緑の端子につなぎます。
ヘッドセット側の端子が赤(ピンク)・緑になっている場合が多く、色の通り、パソコン側の端子に接続すれば、使うことができます。
青(水色)の端子
ライン入力端子です。
ミニコンポやMDなどのオーディオ機器から音声を入力したい場合はここを使う端子です。
ジャック以外のに接続して音声出力方法は?
スピーカーの音声出力をジャックにつなぐ以外の方法があります。
それぞれ、一長一短があります。
USB接続
今回、私がお客様に対応した赤(ピンク)の端子に繋いで、電源供給はUSBからというものとは別に、
音声出力も電源供給もUSB端子に接続して行うものです。
ジャックと同様に有線であるがゆえに、場所の制約があります。
Bluetooth接続
スマホでBluetoothイヤホンを使われている方が多いと思います。
パソコンでもBluetooth接続をして、音声を聞いたり、会話や録音、音声認識という使い方が可能です。
また、イヤホンのみならずBluetooth接続のスピーカーもあります。
Bluetooth接続に対応していないパソコン(特にセパレートタイプのデスクトップパソコンに多い)があるので注意が必要です。
Bluetooth接続に対応していないパソコンの場合、別売りでUSB端子に接続するBluetoothレシーバーを接続すれば、イヤホンやスピーカー、スマホなどのBluetooth端末とつなげることができます。
以下のメリットがあります。
ペアリングを切り替えることで、複数のデバイスと接続が可能です、
無線だから、使う場所の自由が広がります。
一方でデメリットもあります。
コーデックが「SBC」noBluetoothは、商品によっては音声の遅延が発生します。
バッテリー充電するか、USBの有線でつなぐかなど、何らかの形で、電源供給が必要です。
最後に
パソコンのスピーカーから音が出ないことに限らず、ちょっとした疑問など、どのようなことでもお気軽にお問い合わせください。